いつそれは始まり、終わったのか。
明らかに描かれていながら自生を思わせる線と形。
全ては生成の一過程のように見える、こうした栗原の絵画はその実、描くという行為それ自体がもつ激しい緊張や、それに伴う豊かなイメージを、かえって私たちに呼び覚ますものであります。
絵画を生み出そうとするスリリングな行為が開示し、付与する絵画空間の豊かさは、単に鑑賞するかにとどまった私たちの器官を再び揺さぶり、覚醒に及ぶのです。
2000年度セゾンアートプログラム第2回美術家助成プログラム受賞。旺盛な発表を続ける栗原の本展は、当画廊での初個展となります。
栗原 一成 略歴
展示作品(一部)

トリもおる
100x100cm
アクリル/キャンバス
1999
展覧会カタログ
27x21cm / 4ページ / 図版4点
価格:300円(税込)
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