市村しげの
「Intimate Relativity -親密さの相対性-」

2011年5月13日(金)~ 6月30日(木)
オープニングレセプション : 5月13日 18時より 11:00~19:00 * 日曜・祝日休廊

Intimate relativity

2011
Mixed media on canvas
90 x 90 cm

Aggregate

2011
Mixed media on canvas
45 x 45 cm

Symbiosis #4

2011
Mixed media on canvas
30 x 30 cm

Intimate moment #2

2011
Mixed media on canvas
30 x 30 cm

ニューヨーク在住のアーティスト・市村しげのの個展「Intimate Relativity -親密さの相対性-」を開催致します。
既に1997年、全米最大のアートコンペティションの一つ「テキサス・ナショナル」でアジア人として初入賞(第2位)を果たし、 2002年には芸術基金よりフェローシップを受賞、その後ニューヨークを中心に多数の個展、グループ展を果たしています。
今回は、2005、2008年に続き当画廊の3度目の発表となります。
銀色という無彩の上に、
一見機械的に付されたドットが表現されていますが、それは今回も全て市村の手からスクイーズされ描かれたものです。 ドットは規則正しく描かれ、その一個一個がかけがえのない個そのものを表現し、更に引き返せない刻々の時間をも表現してきました。 本展の作品も本質において従来と変わることはありません。 ただ元々小さな個の集積はその個と個、相互の関係をはらんでおり、それを問うのはむしろ自然な帰結というべきでしょう。 刻々の時間の流れが大きな時間の中で捉えられねばならぬことも同様のことです。 今回はその本質に立ち戻り、相互の関係を意識的に喚起する表現が作品に現れてきました。
例えば、個をつなぐ契機として小さい色彩が画面に描かれています。
また、RELATIVITY、AGGREGATEという文字が書き込まれ、無機質、整然としたドットの配列に潜む相互の関係と影響を暴いていきます。 規則の中に放り込まれた色彩と文字は、その一見静謐な規則をかき交ぜ、改めて私たちが複雑な関係の中に生きている事を示すものです。
新たな展開を見せる本展を是非ご高覧の上、ご喧伝下さいますようお願い申し上げます。