遠藤良太郎「絵の景色」

2016年4月11日(月)- 5月21日(土)
レセプション:4月15日(金)18:00 - 20:00

11:00 - 19:00 * 日曜・祝日休廊

倣漁楽図/一日/…
2016年
油彩、シルクスクリーン、キャンバス
145.5 x 145.5 cm


ドット/見える言葉/…
2016年
油彩、シルクスクリーン、キャンバス
100 x 100 cm

ベイスギャラリーでは下記の要領で遠藤良太郎展「絵の景色」を開催いたします。

本展の遠藤作品も前回同様、PC上で描かれプリントアウトの後、自らの手で画面に若干の色彩が施され、
それは従来通りの表現方法によるものである。

長い人の歴史を通して、絵画を描くという手段は今まで、世界を解釈する一方法としてあり得てきただろう。
しかし多様な表現を経てその結果、絵画は現前すると同時に、制度と既視に満ちて、 瞬く間に崩壊に至ってしまう。
それを、遠藤は作品制作の核にせざるを得ない。

いわば人の長い歴史の上で獲得した絵画という表現を採用しつつ、その果たす力を直截に疑い(それはともすれば
悪意を伴って見えるものの) 実のところ表現自体の持つ運命と素性を明らかに捉えたものともいえるだろう。

美しいもの、意図して立ち現れるものは、描かれたと同時に消え去り、描くという行為の最中にのみわずかに姿を
見せる。

幾重の記号に満ちて、どこか私達をはぐらかせる彼の作品は、絵画の抱えた運命をそのまま示しながら、絵の景色―つまり描かれた諸相を改めて問うものである。

本展は遠藤の5回目の展覧会になる。
どうかご喧伝の上ご高覧くださいますようご案内申しあげます。