news
宮山香里 個展「Carpe Diem いまここ」 (小平市・照恩寺アートプロジェクト)

宮山香里の個展「Carpe Diem いまここ」が東京・小平市の照恩寺アートプロジェクトにて開催されます。


————————

宮山香里 個展「Carpe Diem いまここ」 

長年イタリアと日本を拠点に、作品とそれにまつわる時間/空間/鑑賞者とのあいだに生まれる対話を探究してきた宮山。今回の展示では、作品を取り囲む周囲へまなざしを向けながら、流動的に変わり続ける「あいだとしての空洞」を可視化していきます。
会場である照恩寺は、仏法と現代アートの「もの の見方」を提案するユニークな文化拠点。畳の和室や中庭、回廊といった日本空間特有の身体性と余白が、絹と木版画のインスタレーションに新たな呼吸をもたらします。 
ラテン語で「今この瞬間を詰め」を意味する古代ローマの格言「Carpe Diem カルペ ディエム」。2500年前に生まれた仏教とも共鳴する「いまここ」を体感する「時/空/間」を目指しています。

会期中には、写真家の港千尋氏や住職と共に、作家と来訪者が言葉を交わしながらテーマを深める対話の会も予定しています。

Kaori Miyayama 宮山香里 「Carpe Diem いまここ」 

●会期:2025年5月4日(日)~6月2日(月)

             13:00~18:00 

●会場:照恩寺(東京都小平市美園町3-23-20)

●お休み:毎週火曜日と水曜日、5/24(土)

●入場料:無料    ●備考:駐車スペース5台まで

●助成:公益財団法人 野村財団

●イベント:

対話の会(要予約 tel 042-341-2935)

① 5月18日(日)  16:00 – 18:00 「いまここ」
住職 + 宮山香里 + 来訪者

② 5月23日(金)  16:00 – 18:00 「時 / 空 / 間」
港 千尋 (写真家/著述家) + 宮山香里 + 来訪者

※予約方法:

照恩寺TEL042-341-2935までお申し込みください。

人数に達し次第締め切らせていただきます。

詳細はこちらに更新予定

照恩寺Web: https://www.shouonji.jp/

Instagram: https://www.instagram.com/shouonji_art_project/

作家プロフィール:

Kaori Miyayama 宮山 香里

1975年東京生まれ。ミラノと府中を拠点に活動。 文化人類学とアートを修めた道程から、文化や世代によって変わり続ける〝視点〟や〝空間性〟に着目。境界領域に「移ろうあいだ」の時空間を創り出し、〝隔たり〟でなく〝繋がり〟を見出す多元的・相対的な視点を探究している。

 ミラノ ブレラ国立美術大学在学中から、ポーラ美術振興財団、文化庁の在外研修として「歴史建造物の空間性-spazialità-と作品の関係」についてリサーチ。西欧と日本の伝統的、及び現代的な技術を織り交ぜ、半透明な絹に木版画と糸を用いて、独特のインスタレーション空間を創り出している。

近年の主な展示:

北アルプス国際芸術祭 (長野 2024)、「まつを観る」Palazzo Ghirlanda Silva (イタリア 2024)、個展「空の棲み処」モンタナーロ城 (イタリア 2022)、「Lights/Spaces」Palazzo Ducale di Atri (イタリア 2020)、個展「空の始まるところ」Carlo Mazzi Gallery (スイス 2018)、個展「空へ降りる方法」BASE GALLERY (東京 2013)、 「SP ESTAMPA」(ブラジル 2012)、ヴェネツィアビエンナーレ イタリア館(イタリア 2011)

作家Web: http://studioetcetera.com/kaori/

一覧へ戻る